株式会社クフウシヤは、神奈川県の令和7年度ロボット実装促進事業（ロボット開発プロジェクト）に提案・応募し、生産性向上に資するロボット開発プロジェクト分野において、採択されました。

採択されたプロジェクトについて

本プロジェクトは、神奈川県が「さがみロボット産業特区」の取組の一つとして、生活支援ロボットの実用化・普及を通じた地域の安全・安心の実現を目指し、県内産業の振興に資するロボット開発プロジェクトの１つです。

当社では、生産性向上に資するロボット開発プロジェクト分野において、「ロボット×AI」を活用した現場の課題を解決するロボット開発に取り組みます。

プロジェクトの概要について

プロジェクト名称

フィジカルAIを活用した双腕アームロボット「OmniHost（オムニホスト）」の開発

開発内容

◆ 宿泊・飲食業向けに、業務の作業代行/自動化を実現する「フィジカルAI（注）を搭載した双腕アームロボット」を開発します。

◆ 双椀アームロボットによる「配膳・下膳業務の自動化」「ドリンク作りの省人化」「バックヤードでの作業効率化」といった生産性向上によって、従業員の身体的・精神的負担を軽減することを目指します。

◆ 将来的に、従業員が音声で指示するだけでロボット自身が最適な行動を考えて動作できるフィジカルAIを構築し、汎用的なロボットサービスのソリューションとすることで、宿泊業・飲食業全体の人手不足の課題解決に貢献します。

（注）フィジカルAI・・・視覚情報と自然言語を入力し、自律的に物理的なアクションを生成するＡＩシステム

当社のフィジカルAIや双腕アームロボットに関する開発記事については、以下からご覧ください。

2025年04月21日（月）

模倣学習によるロボット制御の研究開発

※2025年4月21日時点の記事です。 現場で求められるロボットの役割が、「決まった動作の再現」から、「柔軟に判断して行動」へと進化しています。 いま注目されているのは、VLA（Vision-Lang […]