パートナー企業と力を合わせて、まだ世の中にない新しいものを作っていく

“UR導入を検討されているお客様がいらっしゃるのでシステムインテグレーターとしてご助力頂けませんか？”

それが今回のファブエース様、そして藤田ワークス様との共同開発の始まりでした。

藤田ワークス様は1945年創業の高精度精密板金を得意とする会社で、半導体製造装置、化学プラント、FPD真空装置の部品などを製造しています。
藤田ワークス様が大切にされているのは品質と納期。
日本全国から寄せられるお客様からの様々なニーズに応えるために、URを活用したロボットシステムの導入を検討されました。
導入に際して同社は板金加工機械専門商社のファブエース様に相談され、システムインテグレーターとしてクフウシヤを抜擢いただきました。

金属プレスブレーキ工程へのロボットシステム導入へ

藤田ワークス様が導入を検討された工程は長尺ワークのリピート量産加工の一部です。現状のプレスブレーキによる加工(曲げ工程)は2人一組での同調作業で、金型の近くまで手を入れなければならないため危険で、しかも一日千回以上も同じ作業を繰り返さなければなりませんでした。属人的な作業は疲れなどでどうしても作業時間や品質にムラができてしまう、それらの問題がロボットシステムの導入によって自動化され、出来高や品質を安定させて生産できるようになったのです。

2人一組の体制から、段取や検査を兼ねた1人体制で生産出来るようになったため、残る一人は工場内の他の工程を行うことが出来ます。URを活用したロボットシステムの導入によって藤田ワークス様が目指すクオリティとデリバリーの向上に繋がりました。

クフウシヤではこれからも明るく前向きに工夫して、まだ世の中にないロボットシステムの開発に積極的に取り組んでいきたいと思っています。